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ベニス : 見どころ
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ベネツィアは世界でもっともうつくしい町のひとつといわれている。ビザンティン様式からルネサンス様式をしめす建築物や装飾は、芸術的に高い評価をうけている。市街で、もっともにぎやかな場所はサン・マルコ広場である。広場の東側にはベネツィアでもっとも重要で堂々とした建築であるサン・マルコ大聖堂とパラッツォ・ドゥカーレがたっている。大聖堂の建設は828年ごろにはじまり、976年の火災ののちに改築され、さらに11世紀に再建された。大聖堂の外観はビザンティン建築の代表作とみなされており、堂内は数多くのモザイク画でかざられている。

ベニスの訪問
ベニスの鐘タワー

パラッツォ・ドゥカーレは814年ごろに着工されたが、火災で何度も焼失し、そのたびにより壮大な規模で再建された。初期ルネサンス様式をあわせもつイタリア・ゴシック建築の傑作である。広場の北側は1496年にたてられた旧行政館、南側は1584年にたてられた新行政館がある。どちらの建物もイタリア・ルネサンス様式で、ベネツィア共和国の時代に9人の長官や行政官の公邸だった。行政の長である総督は彼らの中からえらばれた。この2つの行政館には、カフェや店舗がならぶアーケードがつづいている。パラッツォ・ドゥカーレのそばには、1180年にたてられた2つの有名な花崗(かこう)岩の円柱がある。1つにはベネツィアの守護聖人、聖マルコの象徴である翼のあるライオンがのり、もう1つにはワニの上にたつ聖テオドロスの彫像がのっている。またよくめだつのが高さ約90mの鐘塔で、874〜1150年に建設され、1902年に倒壊したが、その後再建された。パラッツォ・ドゥカーレの後方に有名な「ため息橋」がある。これはパラッツォ・ドゥカーレと牢獄とをつなぐ橋で、囚人が裁判への行き帰りにとおった橋である。大運河にかかる3つの橋の中ではリアルト橋が有名である。1588年に建設され、橋の上の両側には店舗がならんでいる。ベネツィアの大動脈である大運河にそってベネツィア貴族の古い邸宅がたちならび、その多くが歴史的にも芸術的にも価値の高い建造物である。

ラグーナに近い北側にサン・ジョバンニ・エ・パオロ教会がある。ドームと円柱のある15世紀のイタリア・ゴシック様式の教会で、かつては総督の葬儀がおこなわれていた。この教会の近くに、ベネツィアで最大の彫像である将軍バルトロメオ・コレオーニ騎馬記念像がある。これは15世紀のフィレンツェの芸術家ベロッキオの作品である。

ベニスの鐘タワー Foto E. Buchot

同じ地区にかつての造船所アルセナーレと公園がある。東側には島々が点在し、とくにリド島のラグーナの外側にある海岸は海水浴場や保養地として有名である。このほかにも大きな美術館、大運河に面するゴシック様式の邸宅カ・ドーロ(黄金の家)などの建物、歴史的な教会などが市内の至る所にある。

リブレリア・ベッキア(図書館)には1万3000冊もの手写本や80万冊をこえる書物が所蔵され、貴重なものもふくまれている。ベネツィア大学は1868年に創設された。"ベネツィア" MicrosoftR EncartaR Online Encyclopedia 2008
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